Compressorワークフロー
Compressorでのファイルのトランスコードの基本的なプロセスについて、以下で説明します。
メディアをCompressorに読み込む
トランスコード処理の最初の手順は、Compressorに1つまたは複数のメディアソースファイルを追加することです。コンピュータまたは接続されているストレージデバイスからメディアファイルを追加することができます。Compressorでは、各メディア・ソース・ファイルをジョブと呼びます。また、1つ以上のジョブが含まれる各トランスコード処理セッションをバッチと呼びます。
トランスコード命令を適用する
ソースファイルを追加したあと、1つまたは複数のトランスコード命令を適用します。Compressorにはプリセットと呼ばれるさまざまな事前構成済みのトランスコード命令が用意されていて、これを使用して、ファイルを広く使用されているメディアフォーマットに変換することができます。必要であれば、要件に合わせてプリセットのプロパティを変更することもできます。
また、多数の事前構成済みの書き出し先も用意されています。書き出し先は、プリセットとトランスコード後のアクションを組み合わせたものです。
出力場所を選択する
コンピュータまたは接続されているストレージデバイス上の、トランスコードされたメディアファイルを保存したい場所を指定します。コンピュータのデスクトップ、「ムービー」フォルダ、カスタムの場所など、事前に構成されているいくつかの場所のいずれかを選択します。
メディアを実行してトランスコードする
Compressorでプリセットまたは書き出し先を割り当てて出力場所を指定したら、「バッチを開始」ボタンをクリックしてトランスコード処理を開始します。トランスコードの進行状況は「アクティブ」ビューで監視できます。トランスコードが完了したら、使用したプリセットまたは書き出し先についての情報を「完了」ビューで確認できます。
特別に構成されたウォッチフォルダ内に保存または移動されたメディアソースファイルに、トランスコード命令を自動的に適用することもできます。ウォッチフォルダの詳しい手順については、Compressorでウォッチフォルダを操作するを参照してください。
詳細な命令のリストを確認するには、Compressorでファイルをトランスコードするを参照してください。
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