コンテンツキャッシュについて
正しく構成すれば、Appleコンテンツの大部分をmacOSに内蔵のキャッシュ・コンテンツ・サービスでキャッシュできます。コンテンツをキャッシュすることで、帯域幅使用量を最低限に抑え、Appleが配布しているコンテンツのAppleデバイスへのダウンロード速度を上げることができます。
Appleデバイスがコンテンツをはじめてリクエストしたときは、コンテンツ・キャッシュ・サービスによってインターネットからデータがダウンロードされ、デバイスに直接ストリーミングされます。その後、別のAppleデバイスから同じデータがリクエストされたときは、コンテンツ・キャッシュ・サービスが直接対応し、帯域幅をさらに消費することはありません。通常、ローカルネットワークはインターネットよりはるかに高速なので、2番目のデバイス(およびそれ以降のすべてのデバイス)がアップデートをダウンロードする時間は大幅に短縮されます。
コンテンツのキャッシュはあらゆるネットワークで使用できます(複雑なルーティング、NAT(Network Address Translation)、複数のパブリックIPアドレスを使うネットワークを含む)。
また、macOSで利用できるインターネット共有機能を使用して、iPadデバイスのWi-Fi帯域幅の制約を軽減することもできます。詳しくは、「Appleプラットフォーム導入」の「共有インターネット接続を設定する」を参照してください。