Appleプラットフォーム導入
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Appleデバイスの5Gのネットワークスライシング対応
5Gのネットワークスライシングでは、モバイルネットワークオペレータがネットワークのレイテンシ、スループット、およびパケットロスについて特定のサービス品質(QoS)要件で、5Gのスタンドアローンネットワーク経由のトラフィックをカスタマイズできます。これにより、広帯域幅ビデオストリーミング、低レイテンシ通信、ミッションクリティカルなビジネスアプリなど、さまざまなタイプのアプリやサービスのニーズを満たすように5Gネットワークを調整できます。
iOS 18およびiPadOS 18は以下の機能を提供します:
VPNとネットワークスライスの同時使用: VPNと5Gのネットワークスライシングの同時使用を有効にして、VPNをアクティベートすることでネットワークスライスの機能が中断されることがないようにします。
拡大されたアプリカテゴリ: アプリが通信、ゲーム、およびストリーミングのアプリカテゴリ用に5Gのネットワークスライシングに対応できるようになりました。これにより、アプリで、アプリケーションカテゴリとネットワークトラフィックのタイプに基づいて複数のネットワークスライスを使用することができます。
5Gネットワークスライスは、以下のデバイスに対応しています:
モデル | 5Gのネットワークスライシング |
---|---|
すべてのモデルのiPhone 16 すべてのモデルのiPhone 15 すべてのモデルのiPhone 14 13インチおよび11インチiPad Pro(M4)モデル 13インチおよび11インチiPad Air(M2)モデル iPad Pro(12.9インチ)(第6世代) iPad Pro(11インチ)(第4世代) | |
すべてのモデルのiPhone 13 すべてのモデルのiPhone 12 iPhone SE(第3世代) iPad Pro(12.9インチ)(第5世代) iPad Pro(11インチ)(第3世代) iPad Air(第5世代) iPad mini(第6世代) iPad(第10世代) |
重要: ネットワークスライスを設定する際は通信事業者に相談してください。ネットワークスライシングのDNNの割り当ては、通信事業者、プラン、またはサブスクリプションによって異なる場合があります。
ネットワークスライスを割り当てる
iOS 17およびiPadOS 17以降は、組織が通信事業者の5Gスタンドアローンネットワーク上の管理対象アプリに特定のネットワークスライスを割り当てる機能を備えています。これにより、指定された管理対象アプリのすべてのトラフィックが、指定されたデータネットワーク名(DNN)で識別されるスライスにルーティングされます。
iOS 18およびiPadOS 18では、指定された管理対象アプリが、アプリカテゴリによって識別されるスライスにルーティングされる機能が追加されます。
ネットワークスライスを割り当てる機能は、対応するMDMアプリのインストールおよび設定コマンドを通じて利用できます。管理対象アプリについて詳しくは、「管理対象アプリを配付する」を参照してください。
以下の手順でネットワークスライスを割り当てることができます。
1. 互換性を確認します。
MDMソリューションがiOS 17以降とiPadOS 17以降に対応し、管理対象アプリへのネットワークスライスの割り当てに対応していることを確認します。
iPhoneまたはモバイルデータ通信のiPadが5Gのネットワークスライシングに対応していることを確認します。
通信事業者が5Gのスタンドアローンネットワークを使用していて、使用するネットワークスライスが割り当てられていることを確認します。
2. 管理対象アプリにネットワークスライスを割り当てます。
MDMソリューションを使用して、通信事業者が提供しているデータネットワーク名(DNN)またはアプリカテゴリ名を使用している管理対象アプリに5Gのネットワークスライスを割り当てます。ネットワークスライスは「dnn:」または「appcategory:」で始まっているはずです。
必要に応じて、管理対象アプリをアップデートおよびインストールします。
3. 管理対象アプリを開きます。
最初の起動時に、アプリがネットワークスライスを使用していることを示す「最適化された5G」という通知がユーザに表示されます。
「最適化された5G」オプションは、「設定」>「モバイルデータ通信」でも使用でき、ユーザはすべての管理対象アプリの5Gのネットワークスライシングのオン/オフを切り替えることができます。