Appleプラットフォーム導入
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コンテンツキャッシュを計画する/設定する
コンテンツキャッシュは主に、2つの要因(接続およびハードウェア構成)の影響を受けます。
最適なパフォーマンスを得るためにコンテンツキャッシュを計画する
ギガビットEthernet経由でネットワークに接続することにより、コンテンツキャッシュのパフォーマンスが最適化されます。コンテンツキャッシュは数百のクライアントに同時に対応できますが、ギガビットEthernetポートが飽和することがあります。このため、小中規模クラスの展開では、通常、ローカルネットワークの帯域幅がボトルネックになります。
多数のクライアントがコンテンツキャッシュに同時にアクセスしている場合に、Macがパフォーマンスのボトルネックとなっているかどうかを特定するには、アクティビティモニタでAssetCacheプロセスのプロセッサ使用率を確認してください(アクティビティモニタを開き、「表示」>「すべてのプロセス」と選択してから、「CPU」をクリックします)。プロセッサ使用率が常に最大またはそれに近くなっている場合は、コンテンツキャッシュを追加して、要求を複数のコンピュータに分散させることをおすすめします。
また、クライアントがさまざまな種類のコンテンツを大量にダウンロードするような環境では、最大キャッシュサイズを大きめに設定してください。これによりキャッシュされたデータが削除される頻度が減り、同じコンテンツを何度もダウンロードする必要がなくなるため、インターネット帯域幅の使用量が抑えられます。
コンテンツキャッシュを設定する
次に示すのは、コンテンツキャッシュのベストプラクティスです:
すべてのAppleプッシュ通知を許可してください。
手動プロキシ設定を使用しないでください。
プロキシを使用してクライアント要求を受け付け、コンテンツキャッシュに渡さないでください。
コンテンツキャッシュのプロキシ認証をバイパスしてください。
キャッシュ用のTCPポートを指定してください。
サイト間のキャッシュトラフィックを管理する。
すべてのMacコンピュータにMDM制限「コンテンツキャッシュを禁止」を適用し、不正キャッシュ登録をブロックしてください。
複数のコンテンツキャッシュを使用する
ネットワークで複数のコンテンツキャッシュを使用できます。同じネットワーク上のコンテンツキャッシュはピアと呼ばれ、互いにコンテンツを共有します。複数ある場合は、コンテンツキャッシュのピアおよびペアレント関係を指定できます。コンテンツキャッシュではそれらの関係を使用して、コンテンツ要求を満たすためにどのコンテンツキャッシュがクエリーされるのかが判断されます。
コンテンツキャッシュは階層内で並べ替えることもできます。階層の最上部にあるコンテンツキャッシュはペアレントと呼ばれ、コンテンツをその子に提供します。
コンテンツキャッシュ用のネットワーク構成の例
下の例では、ネットワークはペアレントコンテンツキャッシュの層が複数ある3レベルの階層に編成されます。コンテンツはピアコンテンツキャッシュの定義によって異なります。左側では、ピアは階層内の各レベルで定義されます。右側では、ピアは階層内の最下位レベルのみで定義されます。
以下に親よりも多くのピアを使用する構成例を示します:
以下にピアよりも多くの親を使用する構成例を示します:
最初の例に相当する構成を選択すると、キャッシュ間の共有を最大限に活かすことができます。ある場所でいずれかのコンテンツキャッシュが使用不可になっても、別のコンテンツキャッシュに同じコンテンツがすでにキャッシュされている可能性があります。コンテンツキャッシュ1〜6およびペアレントキャッシュ1〜5は、ペアレント選択ポリシーとしてfirst-available
、random
、round-robin
、またはsticky-available
を使用できます。
2番目の例に相当する構成を選択すると、キャッシュの合計サイズが最大化することがあります。ペアレントキャッシュ1〜5は相互にコンテンツを共有しません。メインキャッシュ1〜3も同様です。コンテンツキャッシュ1〜6およびペアレントキャッシュ1〜5は、ペアレント選択ポリシーとしてurl-path-hash
を使用できます。