ボリュームを消去する
ボリューム全体を消去して再フォーマットできます。ボリュームにデータが含まれる場合は、ボリュームを消去して再フォーマットすると削除されるため、データを残したい場合はバックアップを作成してください。
警告:コンピュータの起動ディスクを消去するときは、別のディスクからコンピュータを起動する必要があります。起動ディスクは、消去する前に必ずバックアップを作成してください。
ディスクまたはボリュームを消去できます。ディスクを消去すると、そのすべてのボリュームとファイルが削除されます。ボリュームを消去すると、そのボリューム上のすべてのファイルが削除されますが、ほかのボリュームは影響を受けません。
重要:保存したいファイルがある場合は、必ずそのファイルを別のディスクにコピーしてから、ファイルがあるディスクを消去してください。
「表示」>「すべてのデバイスを表示」と選択します。
ディスクを消去する場合は、ディスクの各ボリュームを取り出します(サイドバーでボリュームを選択してから、取り出しボタン をクリックします)。
サイドバーでディスクまたはボリュームを選択してから、「消去」ボタン をクリックします。
「フォーマット」ポップアップメニューをクリックしてから、ボリュームフォーマットを選択します。
APFS:APFS フォーマットを使用します。これは macOS High Sierra を使用するボリュームで推奨されます。
APFS(暗号化):APFS フォーマットを使用し、パーティションを暗号化します。
APFS(大文字/小文字を区別):APFS フォーマットを使用し、ファイル名およびフォルダ名の大文字/小文字を区別します。たとえば、「Homework」と「HOMEWORK」という名前のフォルダは、2 つの異なるフォルダです。
APFS(大文字/小文字を区別、暗号化):APFS フォーマットを使用し、ファイル名およびフォルダ名の大文字/小文字を区別し、パーティションを暗号化します。たとえば、「Homework」と「HOMEWORK」という名前のフォルダは、2 つの異なるフォルダです。
Mac OS 拡張(ジャーナリング):Mac フォーマット(HFS+(ジャーナリング))を使用して階層ファイルシステムの整合性を保護します。
Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化):Mac フォーマットを使用し、パスワードを要求し、パーティションを暗号化します。
Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング):Mac フォーマットを使用し、フォルダ名の大文字/小文字を区別します。たとえば、「Homework」と「HOMEWORK」という名前のフォルダは、2 つの異なるフォルダです。
Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング、暗号化):Mac フォーマットを使用し、フォルダ名の大文字/小文字を区別し、パスワードを要求し、パーティションを暗号化します。
MS-DOS(FAT):32 GB 以下の Windows ボリュームに使用します。
exFAT:32 GB を超える Windows ボリュームに使用します。
ディスクまたはボリュームの名前を入力します。
「Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化)」を選択した場合に、消去したファイルが回復されないようにするには、「セキュリティオプション」をクリックし、スライダを使用して、消去したデータを上書きする回数を選択して「OK」をクリックします。
データを 3 回上書きすると、磁気媒体の確実な消去に関する米国エネルギー省規格に準拠します。データを 7 回上書きすると、米国防省 5220-22-M 規格に準拠します。
「消去」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
注記:ソリッドステートドライブ(SSD)の場合、「ディスクユーティリティ」で確実な消去のオプションを利用できません。安全性を高めるには、SSD ドライブを使い始めるときに FileVault 暗号化を有効にすることを検討してください。