Mac で「ディスクユーティリティ」を使用してディスクを暗号化し、パスワードで保護する
内蔵ボリュームまたは外部ボリュームをフォーマットするときに、ボリュームを暗号化し、パスワードで保護できます。内蔵ディスクを暗号化した場合は、ディスクとその情報にアクセスするときにパスワードを入力する必要があります。外部ディスクを暗号化した場合は、そのデバイスをコンピュータに接続するときにパスワードを入力する必要があります。
重要:外部ドライブを暗号化した場合、AirMac ベースステーションに接続して Time Machine バックアップを作成することはできません。
「ディスクユーティリティ」を使ってボリュームを暗号化してパスワードで保護するには、あらかじめボリュームを消去しておく必要があります。保存したいファイルがボリューム上にある場合は、そのファイルを必ず別のボリュームにコピーしてください。
重要:「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」環境設定パネルで FileVault をオンにすることで、消去せずにデータを暗号化できます(FileVault を使用して Mac のデータを暗号化するを参照)。消去せずにディスクを暗号化してパスワードで保護することもできます(Finder でディスクを Control キーを押したままクリックしてから、「ディスク名を暗号化」を選択)。ディスクまたはメモリカードを暗号化して Mac の情報を保護するを参照してください。
保存したいファイルがディスク上にある場合は、そのファイルを別のディスクまたはボリュームにコピーしてください。
Mac の「ディスクユーティリティ」アプリケーション で、「表示」>「すべてのデバイスを表示」と選択します。
サイドバーで、暗号化したいディスクを選択します。
ツールバーの「消去」ボタン をクリックします。
ボリュームの名前を入力します。
「方式」ポップアップメニューをクリックして、「GUID パーティションマップ」をクリックします。
「フォーマット」ポップアップメニューをクリックして、暗号化されたファイル・システム・フォーマットを選択します。
パスワードを入力して確認してから、「選択」をクリックします。
(オプション)「セキュリティオプション」がクリックできる状態の場合はクリックし、スライダを使用して、消去したデータを上書きする回数を選択して「OK」をクリックします。
確実な消去オプションは、一部のタイプのストレージデバイスにのみ使用できます。 「セキュリティオプション」ボタンがクリックできる状態ではない場合は、そのストレージデバイス上では確実な消去を実行できません。
データを 3 回上書きすると、磁気媒体の確実な消去に関する米国エネルギー省規格に準拠します。データを 7 回上書きすると、米国防省 5220-22-M 規格に準拠します。
「消去」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
パスワードを変更するには、サイドバーでボリュームを選択してから、「ファイル」>「パスワードを変更」と選択します。