iPad用Final Cut Proでプロジェクトとタイムラインをバックアップする
作業内容とメディアを常にバックアップしておくことはワークフローにおいて重要です。毎日または毎週バックアップする人もいれば、プロジェクトが完了したときにバックアップする人もいます。
重要: iPadからFinal Cut Proアプリを削除すると、内部に保存されているプロジェクト(およびプロジェクト内のメディアとタイムライン)もすべて削除されます。(プロジェクトの概要を参照してください。)iPadからFinal Cut Proを削除する場合は、必ず事前にバックアップしてください。
iPad用Final Cut Proは、Final Cut Proのプロジェクトとタイムライン専用のバックアップ機能をいくつか備えています。 iPad用Final Cut Proでは、以下の操作を行うことができます:
プロジェクトとすべてのメディアをバックアップする: プロジェクト全体をバックアップし、プロジェクトに関連付けられているすべてのタイムラインとソースメディアのコピーを作成するには、プロジェクトを書き出すのが最適な方法です。プロジェクトを書き出すを参照してください。この方法では、プロジェクトメディアを含めるか除外するかをオプションで選択できます。
プロジェクトのメディアをバックアップする/共有する: バックアップ目的でプロジェクトのソースメディアを複製したい場合、またはメディアを別のAppやデバイスに移動したい場合は、すべてのプロジェクトメディアを書き出すことができます。プロジェクトのメディアを書き出すを参照してください。
プロジェクトのタイムラインを複製する: プロジェクトおよびクリップの複製は、編集ワークフローにおける基本的なテクニックです。Final Cut Proで別の編集バージョンを使って試せるように、プロジェクトのタイムラインのコピーを作成する方法については、タイムラインを複製するを参照してください。
Final Cut Proプロジェクトとそのメディアを読み込む: 別のデバイスで作成されたプロジェクトや、友達や同僚から共有されたプロジェクトで作業するには、そのプロジェクトを読み込んで、すべてのメディアを取り込むことができます。プロジェクトを読み込むを参照してください。
iPad用Final Cut Proのサブスクリプションが終了したあとでも、プロジェクト、メディア、および完成したビデオの書き出しは可能です。ただし、プロジェクトを編集するには、有効なサブスクリプションが必要です。iPad用Final Cut Proのサブスクリプションを開始する/管理するを参照してください。
Final Cut Proプロジェクトをバックアップするもう1つの方法は、iPad全体のバックアップを定期的に作成してiCloudまたはコンピュータに保存することです。「iPadユーザガイド」の「iPadのバックアップを作成する」を参照してください。
ヒント: iCloudバックアップを使用している場合は、Final Cut ProとFinal Cut Cameraのメディアはデフォルトでバックアップされます。大きなメディアファイルをiCloudバックアップに含めたくない場合は、Final Cut ProまたはFinal Cut CameraのiCloudバックアップをオフにすることができます。「設定」 >「[自分の名前]」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」と選択して、デバイス名をタップしてから、バックアップに含めたくないアプリをオフにします。Appleのサポート記事「iCloudバックアップの対象となるもの」を参照してください。