Mac用Final Cut ProのSpace DesignerのOutput EQのコントロール
Space Designerには、ハイカットおよびローカットの帯域、2つのパラメトリックミッドバンド、ローシェルビングフィルタおよびハイシェルビングフィルタを持つ6バンドのOutput EQバンドEQがあります。EQのパラメータは、パラメータバーの数値を使って、またはメインディスプレイでグラフィカルに編集できます。
クリップにSpace Designerエフェクトを追加する方法や、エフェクトのコントロールを表示する方法については、Mac用Final Cut ProのクリップにLogicエフェクトを追加するを参照してください。
EQのオン/オフボタン: オンにすると、組み合わせたリバーブ全体とソース信号の周波数を調整するOutput EQが有効になります。
帯域1のオン/オフボタン: 高周波成分を通過させ、設定したカットオフ周波数付近の低周波成分のレベルを下げるハイパスフィルタをオンにします。帯域1をオンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。
帯域1の背景: 赤い網掛けの領域をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。
帯域1のノード: 赤いノードをドラッグすると、周波数の値とQ値を変更できます。
帯域2のオン/オフボタン: 低周波成分のレベルを調整し、設定したカットオフ周波数より高い周波数成分にはほとんど影響しないローシェルビングフィルタをオンにします。帯域2をオンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。
帯域2の背景またはノード: オレンジ色の網掛けの領域またはノードをドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。
帯域3のオン/オフボタン: 3つのコントロールのあるパラメトリックベルフィルタをオンにします。「Frequency」で中心周波数を設定します。「Q」で中心周波数前後の周波数帯の幅を設定します。「Gain」で帯域のレベルを設定します。帯域3をオンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。
帯域3の背景またはノード: 緑色の網掛けの領域またはノードをドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。
帯域4のオン/オフボタン: 3つのコントロールのあるパラメトリックベルフィルタをオンにします。「Frequency」で中心周波数を設定します。「Q」で中心周波数前後の周波数帯の幅を設定します。「Gain」で帯域のレベルを設定します。帯域4をオンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。
帯域4の背景またはノード: 青い網掛けの領域またはノードをドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。
帯域5のオン/オフボタン: 高周波成分のレベルを調整し、設定したカットオフ周波数より低い周波数成分にはほとんど影響しないハイシェルビングフィルタをオンにします。帯域5をオンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。
帯域5の背景またはノード: 紫色の網掛けの領域またはノードをドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。
帯域6のオン/オフボタン: 低周波成分を通過させ、設定したカットオフ周波数付近の高周波成分のレベルを下げるローパスフィルタをオンにします。帯域6をオンにすると、周波数帯パラメータをグラフィックディスプレイで直接変更できます。
帯域6の背景: ピンク色の網掛けの領域をドラッグすると、周波数とゲインの値を変更できます。
帯域6のノード: ピンク色のノードをドラッグすると、周波数の値とQ値を変更できます。
「Frequency」フィールド: 選択したEQ帯域の周波数を設定します。
「Gain」フィールド: 選択したEQ帯域をカットまたはブーストします。
「段数」ポップアップメニュー: 「ローカット」および「ハイカット」フィルタ帯域のフィルタロールオフ量を選択します。フィルタの段数が多いほど、ロールオフが急になります。
「Q」フィールド: 選択した帯域のQ値（幅）を設定します。値を低くすると、選択した周波数帯が狭くなります。値を高くすると、周波数帯が広くなります。
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