Mac用Final Cut Proユーザガイド
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Mac用Final Cut Proプロジェクトのクリップのソースクリップを見つける
「ブラウザにソースを表示」コマンドを使って、プロジェクト内でタイムラインに配置したクリップに対応する、イベント内のソースクリップを素早く見つけることができます。このコマンドを使うと、ブラウザでソースクリップが示され、タイムラインと同じフレームに再生ヘッドが置かれます。これをマッチフレームと言います。
ブラウザで、マルチカムクリップのアクティブアングルのソースクリップを見つけたり、同期クリップのソースビデオクリップを見つけたりすることもできます。
Final Cut Proでタイムラインのクリップのソースクリップが分かれば以下の場合に便利です:
プロジェクト内のクリップを複製するか、同じクリップを別のプロジェクトに追加したいとき。
タイムラインのクリップのビデオエフェクトやオーディオエフェクトが適用されていない、元のソースクリップを開きたいとき（クリップのオリジナルコピーをプロジェクトに追加する場合など）。
タイムラインのクリップにビデオまたはオーディオコンポーネントが1つしか含まれていない場合に、すべてのコンポーネントを含むイベントのソースクリップを開きたいとき。たとえば、タイムラインのクリップがビデオクリップ項目であり、それに対応するオーディオがなくなっている場合があります。その場合、ビデオクリップのソースクリップをブラウザで開いてから、置き換え編集または上書き編集を使ってソースクリップのオーディオコンポーネントをプロジェクトに戻すことができます。
プロジェクトのクリップのソースクリップを見つける
Final Cut Proのタイムラインで、イベントのソースクリップを見つけたいクリップを選択します。
以下のいずれかの操作を行います:
「ファイル」＞「ブラウザにソースを表示」と選択します（またはShift＋Fキーを押します）。
Controlキーを押したままクリップをクリックし、「ブラウザにソースを表示」を選択します。
ブラウザのソースクリップまたは範囲の周りに選択範囲の境界が表示され、ソースクリップの再生ヘッドの位置がタイムライン内のクリップの再生ヘッドと一致します。ソースクリップの下に表示されるオレンジの線は、そのクリップが現在のプロジェクト（タイムラインで開いているプロジェクト）で使われていることを示します。
注記: タイムラインで選択したクリップがマルチカムクリップまたは同期クリップの場合は、ブラウザ内のマルチカムまたは同期クリップの元の（親）インスタンスの周りに選択範囲の境界が表示されます。Shift＋Fキーを押すと、マルチカムクリップのアクティブアングルまたは同期クリップのビデオのソースクリップが表示されます。下のマルチカムアングルまたは同期クリップのソースクリップを見つけるを参照してください。
ブラウザでクリップを表示するときに、Final Cut Proでは、クリップフィルタ、キーワードコレクションの選択、スマートコレクションの選択などの現在のブラウザ設定が維持されます（可能な場合）。
マルチカムアングルまたは同期クリップのソースクリップを見つける
マルチカムクリップのアクティブアングルまたは同期クリップのソースをブラウザで表示できます。
Final Cut Proで、以下のいずれかの操作を行います:
タイムラインでマルチカムクリップまたは同期クリップを選択して、「ファイル」＞「ブラウザにソースを表示」と選択します（またはShift＋Fキーを押します）。ブラウザでソースクリップが選択されています。上記のプロジェクトのクリップのソースクリップを見つけるを参照してください。
ブラウザでマルチカムクリップまたは同期クリップを選択します。
ブラウザでマルチカムクリップまたは同期クリップを選択した状態で、以下のいずれかの操作を行います:
「ファイル」＞「ブラウザにソースを表示」と選択します（またはShift＋Fキーを押します）。
Controlキーを押したままクリップをクリックし、「ブラウザにソースを表示」を選択します。
選択されたクリップのタイプによって、次に何が起こるかが決まります:
マルチカムクリップを選択した場合: ブラウザでアクティブなマルチカムアングルのソースクリップが選択されます。
Mac用Final Cut Proのマルチカム編集の概要を参照してください。
同期クリップを選択した場合: ブラウザでビデオクリップのソースが選択されます。
Mac用Final Cut Proでオーディオとビデオを同期させるを参照してください。