iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのVintage Graphic EQ
Vintage Graphic EQはクラシックなミキシングコンソールモジュールをベースとしています。10のEQ帯域で12 dBのカット/ブーストが可能です。低いカット/ブーストレベルでフィルタの帯域幅を広げ、高いカット/ブーストレベルではフィルタの帯域幅を広くする、オリジナルデバイスのProportional Qの設計をエミュレートします。
デフォルト値では周波数が固定されず、すべての帯域を比率に基づいて拡大/縮小できるため、周波数スペクトル全体のうち特定の部分を際立たせることができます。この柔軟性によって、正確に信号を整形できるほか、音響特性の悪い空間のチューニングなどにも役立ちます。
プロジェクトにVintage Graphic EQを追加するには、チャンネルストリップのオーディオエフェクトプラグインメニューまたはプラグイン領域で「Equalizers」>「Vintage EQ Collection」>「Vintage Graphic EQ」と選択します。プラグインの概要を参照してください。プラグイン領域でプラグインを追加する/置き換える/並べ替える/削除するおよびミキサーでプラグインを操作するも参照してください。

Vintage Graphic EQのパラメータ
「Detune」ノブを使って標準周波数を変更できます。
EQのオン/オフボタン: EQ回路のオン/オフを切り替えます。
EQ帯域スライダ: ドラッグして、入力信号のうち選択した周波数を ± 12 dBカットまたはブーストします。
「Amount」ノブ: ドラッグして、すべての帯域スライダの周波数を設定します。周波数は一定の比率で拡大/縮小されます。これを使って、プロジェクトのキーの帯域を調整できます。
ヒント: 「+12」に設定すると32 kHzブーストでき、ハイエンドのブーストが非常に滑らかになります。