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Logic Proユーザガイド
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- 用語集
Logic ProのScripter MIDIプラグインのHandleMIDI関数
HandleMIDI()関数を使用すると、プラグインが受信したMIDIイベントを処理できます。HandleMIDIはプラグインがMIDIイベントを受信するたびに呼び出され、受信したMIDIイベントを処理するために必要です。HandleMIDI関数が実装されていないと、イベントは未処理のままプラグインを通過します。
HandleMIDIは、受信したMIDIイベントを表すJavaScriptオブジェクトである1つの引数と共に呼び出されます。以下にHandleMIDIとJavaScript Eventオブジェクトの使いかたの例を示します。
対応するチュートリアル設定を読み込んで、スクリプトエディタにスクリプトを表示してください。コードおよびコメントの構文構造とレイアウトの理解に役立ちます。Logic ProのScripter MIDIプラグインのスクリプトエディタを使うを参照してください。
チュートリアルスクリプト1: 単純なパススルー
MIDIイベントはプラグインを通過します。
function HandleMIDI(event) {
event.send();
}
チュートリアルスクリプト2: イベントのトレース
イベントログをプラグインのコンソールに記録し、どこにも送信しません。
function HandleMIDI(event) {
event.trace();
}
チュートリアルスクリプト3: トランスポーズおよびディレイ
100ミリ秒のディレイと共にノートを1オクターブ上で繰り返し、その他のイベントは通過させます。
「/*」の後ろのテキストは、JavaScriptコードについて説明するコメントを示します。
function HandleMIDI(event) {
event.send(); /* send original event */
if (event instanceof Note) { /* if it is a note */
event.pitch += 12; /* transpose up one octave */
event.sendAfterMilliseconds(100); /* send after delay */
}
}
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