Mac用Logic Proユーザガイド
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Mac用Logic ProのAlchemyのリバーブエフェクト
エフェクトモジュールはブラウズ表示または詳細表示でのみ表示されます。「Browse」または「Advanced」ボタンをクリックしてどちらかの表示に切り替えてから、「Perform/Arp/Effects」セクションの「Effects」ボタンをクリックします。
このグループのエフェクトは信号に空間の特性を加えるために使用します。
Alchemyのアコースティックリバーブエフェクトのパラメータ
高品質なフル装備のリバーブエフェクトです。
「Time」ノブ: リバーブテールの長さを設定します。20秒までの値を指定できます。
「Pre Delay」ノブ: 拡散反射が始まる前の初期のディレイの量を設定します。
「Size」ノブ: シミュレートした空間の寸法を決定します。
「Width」ノブ: ステレオフィールドに拡散させる反射の量を決定します。
「Diff」ノブ: 初期反射の密度を決定します。
「Gate」ノブ: しきい値を設定します。この値を下回るリバーブテールにゲートがかかります。「Attack」はゲートがかかったテールの冒頭をシェイピングし、「Decay」は末尾をシェイピングします。
「Attack」ノブ: 「Attack」はゲートがかかったリバーブテールの冒頭をシェイピングします。
「Decay」ノブ: 「Decay」はゲートがかかったリバーブテールの末尾をシェイピングします。
「EQ」のノブ: ウェット信号の周波数成分を変化させます。「LoFreq」は「LoGain」でブーストまたはカットできるローシェルフの周波数を設定します。「HiFreq」は「HiGain」でブーストまたはカットできるハイシェルフの周波数を設定します。
「Damping」のノブ: 周波数固有の減衰(ダンピング)の量を決定します。「DampLoF」は「DampLoAmt」を増やすことで減衰できるローシェルフの周波数を設定します。「DampHiF」は「DampHiAmt」を増やすことで減衰できるハイシェルフの周波数を設定します。
「Variation」ノブ: リバーブの特色を決定します。
「Quality」ノブ: 処理の精度を決定します。低い値を使用するとCPUリソースが節約されます。
「Mix」ノブ: ウェット/ドライのバランス(0% = ドライのみ、50% = 同量のミックス、100% = ウェットのみ)を設定します。
「File」ボタン: 役立つさまざまなコマンドを備えた、プリセットにアクセスするためのポップアップメニューが開きます。
Presets: サブメニューからプリセットを選択します。
Save: ダイアログが開き、現在の設定に名前を付けて新しいプリセットに保存できます。保存されたプリセットの名前がプリセットサブメニューのリストの一番下に表示されます。
Copy/Paste: 現在の設定をクリップボードにコピーし、クリップボードの内容をペーストします。
Clear: すべてのパラメータ設定をデフォルト値にリセットします。
Alchemyのクラシックリバーブエフェクトのパラメータ
CPU効率の良いリバーブです。
「File」ボタン: 役立つさまざまなコマンドを備えた、プリセットにアクセスするためのポップアップメニューが開きます。
Presets: サブメニューからプリセットを選択します。
Save: ダイアログが開き、現在の設定に名前を付けて新しいプリセットに保存できます。保存されたプリセットの名前がプリセットサブメニューのリストの一番下に表示されます。
Copy/Paste: 現在の設定をクリップボードにコピーし、クリップボードの内容をペーストします。
Clear: すべてのパラメータ設定をデフォルト値にリセットします。
「Pre Delay」ノブ: 拡散反射が始まる前の初期のディレイの量を設定します。
「Damping」ノブ: 反射による高周波の減衰量を決定します。
「Hi/Lo Cut」ノブ: 高周波と低周波を設定します。これらの周波数を上回るウェット信号と下回るウェット信号はカットされます。
「Size」ノブ: シミュレートした空間の寸法を決定します。値を大きくするとリバーブ時間が長くなります。
「Mix」ノブ: ウェット/ドライのバランス(0% = ドライのみ、50% = 同量のミックス、100% = ウェットのみ)を決定します。
Alchemyのコンボリュージョンリバーブエフェクトのパラメータ
洞窟、トンネル、ホールといった実際の音響空間の録音を使用した高品質のリバーブエフェクトです。これらの録音はインパルスレスポンスと呼ばれます。Alchemyのプリセットにインパルスレスポンスを適用すると、選択した音響空間で演奏しているように聴こえます。
「Dry」ノブ: メイン出力に送信するドライ信号のレベルを設定します。
「Wet」ノブ: メイン出力に送信するエフェクト信号のレベルを設定します。
「PreDelay」ノブ: 拡散反射が始まる前の初期のディレイの量を設定します。
「Size」ノブ: シミュレートした空間の寸法を決定します。値を大きくするとリバーブ時間が長くなります。
「Stereo」ノブ: コンボリュージョンの出力幅を設定します。100% に設定すると、出力幅はインパルスレスポンスサンプルによって決まります。0% に設定した場合は、ステレオインパルスのモノバージョンによるコンボリュージョンに相当します。
「Start」ノブ: 読み込まれているインパルスレスポンスの開始点を決定します。
「End」ノブ: 読み込まれているインパルスレスポンスの終了点を決定します。
ヒント: 可能な場合は、必要とされる最短のインパルスレスポンスを使用してみてください。CPU負荷の削減に役立ちます。インパルスレスポンスの長さを変更した場合は、インパルスレスポンスディスプレイに表示されているエンベロープを調整する必要があります。
インパルスレスポンスディスプレイ: 読み込まれているインパルスレスポンスの波形が表示されます。編集可能なレベルエンベロープが波形に重ねて表示されます。
エンベロープポイントをドラッグすると、インパルスレスポンスの継続時間に合わせてレベルを設定できます。
エンベロープの線の上または近くをクリックすると、新しいポイントが作成されます。
ポイントはダブルクリックすると削除されます。
「IR」ポップアップメニュー/フィールド: インパルスレスポンス(IR)を読み込みます。矢印を使用すると前後のインパルスレスポンスが切り替わります。
「File」ボタン: 役立つさまざまなコマンドを備えた、プリセットにアクセスするためのポップアップメニューが開きます。
Presets: サブメニューからプリセットを選択します。
Save: ダイアログが開き、現在の設定に名前を付けて新しいプリセットに保存できます。保存されたプリセットの名前がプリセットサブメニューのリストの一番下に表示されます。
Copy/Paste: 現在の設定をクリップボードにコピーし、クリップボードの内容をペーストします。
Clear: すべてのパラメータ設定をデフォルト値にリセットします。
注記: インパルスレスポンスファイルは読み込まれず、保存やコピー&ペーストもされません。「File」メニューのコマンドはパラメータ設定にのみ影響します。
「Reverse」ボタン: 読み込まれているインパルスレスポンスを逆順で再生します。
オン/オフボタン: 内蔵のフィルタモジュールを有効または無効にします。
フィルタタイプポップアップメニュー/フィールド: フィルタのタイプを選択します。Mac用Logic ProのAlchemyのフィルタタイプを参照してください。
「Cutoff」ノブ: 各フィルタのカットオフ周波数を設定します。
「Res」ノブ: 各フィルタのレゾナンス(エンファシス)を設定します。値を高く設定すると、カットオフ周波数に近接する周波数がブーストされます。