Logic Pro Ultrabeatサウンドを名称変更する/スワップする/コピーする

このセクションでは、ドラムキット内のドラムサウンドを名称変更したり並べ替えたりする手順について説明します。

サウンドの名前を変更する

Logic Proで、サウンドの名前をダブルクリックして、テキスト入力フィールドを開きます。
名前を入力してReturnキーを押すか、またはテキスト入力フィールド以外の場所をクリックすると、名前の変更の操作が終了します。

Ultrabeatキット内でのドラムサウンドのスワップとコピーは、ドラッグ操作またはショートカットメニュー操作で実行できます。

ドラムサウンドをドラッグしてスワップする/コピーする

Logic Proで、サウンドの名前を目的の位置にドラッグします（ボタンやメニューをクリックしないでください）。
サウンド名のリストでドラッグすると、対象が影となって表示されます。
- 通常のドラッグ操作では、2つのドラムサウンドが（ボリューム、パン、ミュート、ソロ、出力などのミキサー設定を含めて）スワップされます。シーケンスはスワップされません。
- Optionキーを押したままドラッグすると、サウンドがコピーされます。シーケンスはコピーされません。

ショートカット・メニュー・コマンドを使ってドラムサウンドをスワップする/コピーする

Logic Proで、Controlキーを押したままサウンドの名前をクリックします。
ショートカットメニューで以下のいずれかのコマンドを選択します:
- Copy (Voice & Seq): 選択したサウンド（ミキサー設定とすべてのシーケンスも含む）がクリップボードにコピーされます。
- Paste Voice: 既存のシーケンスは置き換わらずに、選択したサウンドがクリップボードのサウンドに置き換わります。
- 「Paste Sequence」＞（サブメニュー）: 対象のドラムサウンドの、すべての（または個々の）シーケンスを置き換えることができます。サウンドのパラメータは影響を受けません。
  - 1-24: 1つのシーケンスで、対象のドラムサウンドの現在有効なシーケンス（「pattern」メニューで設定します）を置き換えます。これにより、24の任意のパターン位置にシーケンスをコピーできます。
  - all: すべてのシーケンスを置き換えます。1つのサウンドにシーケンスがいくつかしかない（24すべてが使用されているのではない）場合、「Paste Sequence」＞「all」と選択すると、これらのシーケンスはすべて同じ位置へ配置されます。例えば「pattern」メニューのシーケンス5は対象のサウンドの5の位置へペーストされます。対象のサウンドのこの場所にシーケンスが存在する場合、そのシーケンスは置き換わります。この場所にシーケンスがない場合、コピーされたシーケンスが対象のサウンドに追加されます。
- Swap with Clipboard: 選択したサウンドがクリップボードのサウンドに置き換わります。
- 「Init」＞（サブメニュー）: サンプル用の（Init）サウンドを含むサブメニューを開きます。いずれかのサウンドを選択すると、対象のドラムサウンドが置き換えられます。「Sample」という「Init」サウンドにより、フィルタパラメータとピッチパラメータが初期化され、プログラミング・サンプル・ベースのドラムサウンド用の初期標準設定として使用するのに適した状態になります。
  これらのコマンドは、選択したドラムサウンドのみに影響します。ほかの24のサウンドのシーケンスやサウンドデータには影響がありません。
注記: ショートカット・メニュー・コマンドの「Paste」と「Swap with Clipboard」を実行するには、（クリップボードにデータを格納するために）まず「Copy」コマンドを実行する必要があります。

すべてのボイスの属性を変更する

すべてのボイスの属性を以下の操作で変更できます。

Logic Proで、ボイスの「Volume」をCommandキーを押したままドラッグすると、すべてのボイスに対してそのボリュームが設定されます。
ボイスの「Output」をCommandキーを押したままドラッグすると、すべてのボイスに対してその出力割り当てが設定されます。

Logic Proユーザガイド: Apple Books

Logic Pro音源: Apple Books

Logic Proエフェクト: Apple Books

役に立ちましたか？