iPad用Logic Remoteでドラムを演奏する
Touch Instrumentのドラムでは、画面に表示されるドラムをタップするだけでドラムキットを演奏できます。 ドラムのサウンドは、選択したチャンネルストリップのソフトウェア音源によって異なります。
エレクトリック・ドラム・キットでは、画面の半分または全体にグリッド表示されるドラムパッドを使って演奏します。ドラムパッドを使うときは、既存のノートを「スポット消去」したり、「ノートリピート」を使って受信したMIDIノートを変換したりすることもできます。
アコースティック・ドラム・キットでは、画面に表示される本物そっくりのドラムセットを使って演奏できます。
ドラムのサウンドを選択する
コントロールバーの「表示」ボタン
をタップして、「Smart Control」をタップします。画面の下半分にドラムパッドが表示されます。
コントロールバーの「ライブラリ」ボタン
をタップします。画面の上半分にライブラリが表示されます。
パッチのカテゴリをタップして、パッチをタップします。
ドラムパッドを演奏して、選択したパッチのサウンドを確認します。
「ライブラリ」ボタン
をタップするか、分割線を上にドラッグして、ライブラリを閉じます。
ドラム/ドラムパッドを演奏する
以下のいずれかの操作を行います:
コントロールバーの「表示」ボタン
をタップして、「ドラムキット」をタップします。コントロールバーの「表示」ボタン
をタップして、「ドラムパッド」をタップします。
画面に表示されたドラムまたはドラムパッドをタップします。
ハイハットやスネアなど、いくつかのドラムパーツでは、叩く部分によって音が変わります。
ドラムを2本（以上）の指でタッチしたまま押さえると、パターンを繰り返し演奏できます。指と指の間の距離を変えることで、繰り返し演奏の速度を調整できます。指を上下に動かすと、繰り返し演奏のボリュームを調節できます。
デフォルトでは、クラッシュシンバルをタップすると、同時にバスドラムも鳴ります。2本指でタップするとクラッシュだけが鳴ります。
ソフトウェア音源リージョンでノートをスポット消去する
画面の右上にある「スポット消去」ボタンをタップします。
再生モードまたは録音モードで、削除したいノートを押さえたままにします。
選択したトラックのリージョン内にあるそのノートの各インスタンスが、再生ヘッド通過時に削除されます。
「スポット消去」をオフにするには、再度「スポット消去」ボタンをタップします。
「ノートリピート」を使って受信したMIDIノートを変換する
画面の右上にある「ノートリピート」ボタンをタップします。
Macの「ノートリピート」ダイアログで、以下のいずれかの操作を行います:
「レート」ポップアップメニューから、繰り返しの単位を選択します。
「ベロシティ」フィールドで、ベロシティ値を指定するか、デフォルトの「演奏した順」のままにします。
「ゲート」フィールドで、ゲートの長さを指定します。
ダイアログの左上にある開閉用矢印ボタンをタップして、以下の追加設定を表示します:
MIDIコントローラのチェックボックスを選択してそのポップアップメニューを有効にしてから、レート、ベロシティ、ゲートタイムの操作に使うコントローラをそれぞれ選択します。
レートとゲートタイムの最大値と最小値を設定します。
ベロシティの最大オフセット値と最小オフセット値を設定します。
ダイアログの左下にある「キーリモート」チェックボックスを選択してキーボードを表示し、キーを使ってレートとゲートタイムの設定を指定します。「ノートリピート」と「スポット消去」は、オン/オフボタンを使ってオフにしたり（それぞれのウインドウが開いている間アクティブになります）オンにしたり（それぞれのリモートキーを押している間のみアクティブになります）できます。
「ノートリピート」をオフにするには、再度「ノートリピート」ボタンをタップします。