Logic Remoteでステップシーケンサーのパターンをステップ録音する
ステップ録音を使うと、MIDIノートイベントとオートメーション可のパラメータイベントの両方を、MIDIイベントの録音のステップ入力と同様にパターンリージョンまたはパターンセルに順番に録音することができます。再生が実行中か停止しているパターンにステップ録音できます。
ステップ録音がアクティブな場合、受信したMIDIイベントでは、現在選択されている位置から順番に、一度に1ステップずつステップがオンになります。受信したMIDIイベントに割り当てられた行が存在する場合は、その行のステップがオンになっています。対応する行が存在しない場合は、そのイベントに割り当てられた行が、登録モードやパターンのライブ録音機能と同様に作成されます。
受信ノートイベントの場合、最後に保持されたノートイベントに対する「ノートオフ」メッセージが表示されたあと、その行の次のステップが選択されます。 例えば、標準のMIDIキーボードコントローラを使用している場合は、コントローラのキーを押すとステップがオンになり、キーを放すと次のステップが選択されます。現在押しているキーを放す前にコントローラのその他のキーを押すと、最後に押したキーを放すまで次のステップは選択されません。これによりコードの構成音をより簡単に入力できます。
ノートイベントとは異なり、MIDI CCとオートメーションイベントは次のステップに自動的には移動しません。Logic Proで新しい受信イベントが検出されると、一致する行が選択されるか新しい行が作成されたあと、現在の場所で現在のパラメータ値を使用してステップがオンになります。そのステップの値は、パラメータまたはCCの値が操作されている限り、ユーザが直接、またはポインタを使って次の(または別の)ステップ位置に移動することによって新しいステップを選択するまで、変化を続けます。
ステップ録音を使ってパターンを作成する
ステップグリッドの下にある「MIDI入力」ボタン をタップします。
ノートを演奏し、パラメータオートメーションの変化を操作します。
完了したら、「MIDI入力」ボタンを再度タップして、ステップ録音をオフにします。