Mac でプライバシーを保護する方法
プライバシーは、Web 上で情報を交換するアプリケーションを使用している場合は重要な問題です。macOS には、プライバシーを強化して、ユーザと Mac に関してインターネット上に公開される情報量を制御するための、セキュリティ機能が組み込まれています。
ペアレンタルコントロールを使用する
ペアレンタルコントロールを使用して、子供によるコンピュータの使用を監視したり、メールやチャットで子供と接触できる相手を制御したり、Web サイトへのアクセスを制限したりすることができます。詳しくは、ペアレンタルコントロールを設定するおよび子供のコンピュータの使用を監視するを参照してください。
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「ペアレンタルコントロール」をクリックします。
「Safari」でプライバシー機能を使用する
「Safari」には、インターネット上でのプライバシーを制御できる多くの機能が用意されています。プライベートにブラウズできるため、「Safari」では参照した Web サイトやダウンロードした項目が記録されません。ポップアップウインドウをブロックしたり、サイトが Mac に Cookie を保存するのを防止したりできます。
アプリケーションで共有する個人情報を制御する
位置情報サービスを使用すると、Web ブラウザなどのアプリケーションで位置に基づく情報を収集および使用できます。位置情報サービスを完全に無効にすることも、または位置情報を参照できるようにするアプリケーションを選択することもできます。
一部のアプリケーションでは、連絡先、カレンダー、またはリマインダーから情報が収集および使用されることがあります。
詳しくは、次のトピックを参照してください:
解析情報を共有するかどうかを選択する
Apple の製品やサービスの品質およびパフォーマンスの向上に貢献することができます。macOS では、解析情報を Mac から収集して分析のために Apple に送信するまでの処理を、自動的に行うことができます。情報は同意がある場合にのみ送信され、匿名で Apple に送信されます。詳しくは、解析情報を Apple と共有するを参照してください。
解析データが Apple に送信されるかどうかを選択するには、「セキュリティとプライバシー」環境設定の「プライバシー」パネルを使用します。
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択して「セキュリティとプライバシー」をクリックし、「プライバシー」をクリックしてから、「解析」をクリックします。
ファイアウォールを設定する
ファイアウォールを使用して、Mac との不要なネットワーク通信をブロックすることにより、プライバシーを保護できます。ファイアウォールが有効な場合は「ステルスモード」も使用でき、Web 上のほかの人が Mac を検出できないようにすることができます。詳しくは、ファイアウォールを使って不要な接続をブロックするを参照してください。
ファイアウォールを設定およびカスタマイズするには、「セキュリティとプライバシー」環境設定の「ファイアウォール」パネルを使用します。
アップルメニュー>「システム環境設定」と選択して「セキュリティとプライバシー」をクリックし、「ファイアウォール」をクリックします。