音声入力コマンドを使用して Mac およびアプリケーションを制御する
拡張音声入力をオンにすると、音声入力コマンド(音声認識コマンドとも呼ばれます)を使ってテキストを読み上げながら作業を実行したり Mac を制御したりできます。一連の選択、ナビゲーション、編集、書式設定、システムコマンドがデフォルトで有効になっています。たとえば、テキストを選択したり、書類をスクロールしたり、Return キーを押したりするコマンドを読み上げることができます。
アプリケーションの切り替え、ウインドウ内での移動、Spotlight を使った検索などの高度な作業の場合には、高度な音声入力コマンドを有効にすることができ、独自のコマンドを作成することもできます。
テキストを音声入力していないときでも音声入力を開始して音声入力コマンドを使用できるように、音声入力キーワード語句を読み上げるオプションを設定できます。
注記:音声入力コマンドを使用するには、「音声入力」をオンにする必要があります。
音声入力キーボードショートカットを押すか、音声入力キーワード語句を有効にしている場合は、語句の後に「音声入力を開始」と読み上げてください(たとえば、「コンピュータ、音声入力を開始」)。
高度なコマンドが有効になっていない場合は、ポインタまたはフォーカスが入力領域(書類や検索フィールドなど)内にある必要があります。フィードバックウインドウが表示され、挿入ポイントと一緒に移動します。
コマンドを読み上げます。テキストを音声入力している場合は、数秒待ってからコマンドを読み上げます(そうしないと、テキストとして音声入力される場合があります)。
音声入力コマンドを使用する際のヒントをいくつか紹介します。
フィードバックウインドウが表示された場合は、キーワード語句を読み上げる必要はありません(読み上げても問題はありません)。
コマンドのリストを表示するには、「コマンドを表示」と読み上げます。使用しているアプリケーションや操作に応じて、異なるリストが表示されます。たとえば、書式設定コマンドは、「テキストエディット」書類では表示されますが「システム環境設定」では表示されません。
コマンドのリストをすばやく検索するには、「<操作>の実行方法」と読み上げます。たとえば、「スクロールの実行方法」と読み上げると、スクロールに関連するコマンドが表示されます。
完了したら、「音声入力を停止」と読み上げるか、音声入力キーボードショートカットを押します。
音声入力コマンドを読み上げても認識されない場合や、フィードバックウインドウのマイクが声に応答しない場合は、次の解決方法を試してみてください。