Macをバックアップする/復元する
ファイルの安全性を維持するには、Mac Proを定期的にバックアップすることが重要です。Mac Proに組み込まれているTime Machineを使って、ストレージデバイスにバックアップを作成するのが最も簡単な方法です。Time Machineでは、サポートされているネットワークボリュームにMacのバックアップを作成することもできます。Time Machineでサポートされているデバイスのリストについては、Appleのサポート記事「Time Machineで使えるバックアップディスク」を参照してください。
iCloud Drive内のファイルとiCloud写真内の写真はiCloudへ自動的に保存されます。バックアップは不要です。ただし、自分でバックアップしたい場合は、以下を実行します:
iCloud Drive: アップルメニュー
＞「システム環境設定」に移動します。「Apple ID」をクリックしてから、「iCloud」をクリックします。「Macストレージを最適化」のチェックマークを外します。iCloud Driveの内容がすべてMacに保存され、バックアップに含まれます。iCloudの写真: 「写真」を開いてから、「写真」＞「環境設定」と選択します。「iCloud」パネルで、「オリジナルをこのMacにダウンロード」を選択します。フォトライブラリ全体のフル解像度バージョンがMacに保存され、バックアップに含まれます。
ヒント: お使いのMac Proと同じネットワーク上にある共有Macをバックアップ先として使用できます。バックアップ先のMacで、「システム環境設定」＞「共有」と選択し、「ファイル共有」をオンにします。共有フォルダを追加し、フォルダを副ボタンでクリック（右クリック）して、「詳細オプション」を選択してから、「Time Machineバックアップ先として共有」をクリックします。
Time Machineを設定する。Mac Proが外部ストレージデバイスと同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認するか、ストレージデバイスをMac Proに接続します。Dockの「システム環境設定」アイコン 
をクリックし、「Time Machine」をクリックしてから、「バックアップを自動作成」を選択します。バックアップに使いたいドライブを選択したら、準備完了です。
Time Machine:
システムファイル、アプリケーション、アカウント、環境設定、ミュージック、写真、ムービー、書類など、Mac Pro全体を自動的にバックアップします。
所定の日のコンピュータの状況が記録されるため、Mac Proを過去の状態に戻すことも、古いバージョンの書類を取り出すこともできます。
Time Machineバックアップからシステム全体を復元できます。そのため、Mac Proで何かが発生しても、ファイルと設定は安全です。
重要: 外部の場所に頻繁にバックアップを作成して、必要に応じて情報を復元できるようにしておいてください。Mac Proには高度な暗号化機能が搭載されており、損傷したハードディスクから情報を復元することが難しくなります。Appleのサポート記事「Time MachineでMacをバックアップする」を参照してください。
さらに詳しく。「macOSユーザガイド」の「MacでTime Machineを使ってファイルのバックアップを作成する」を参照してください。