旧車會には様々なスタイルが存在している。カラーリング、デザインも含めてオーナーの数だけ個性的な単車があるのだ。独自の文化によって発展し、進化を遂げる旧車會仕様。このコーナーでは、十人十色、情熱を注いだ旧単車カスタムの凄い世界を紹介しよう。
YAMAHA
XJ400
Owner：104
Team：浮世繪（うきよえ）
Area：宮城
コダワリの族車ブチ上げ仕様！
連載192回目を迎えた旧単車浪漫は、宮城「浮世繪」に所属する104氏のXJ400が登場だ。地元・宮城のサザンサーキットにて開催されたNM5オールドバイク・ミーティングで、東北のブチ上げ仕様を披露していた。
ヤマトのロケットカウルを天高くブチ上げ、出目ヘッドライトが目立つ。黄色い無数のボンボンや大きなリボン、ピンクのサイコロ、紫・青の回転灯や各種マーカー、4連ラッパも装備する。
アップハンドルは族ハン3を内側に絞り込み、重たくて前方も見え辛いブチ上げ仕様を操る運転技術も必要とされる。
白ベースにパステルグリーンのファイヤーパターン外装は、オーナー・104氏の自家塗装だ。フレームからアンダーカウルまで、キレイにペイントが施されている。
白いムートン生地の三段シートや、巨大な海老テールも自作だ。超ロングな竹ヤリのマフラーは、P管を延長したW出し仕様を鳴らす。
3本の旗棒は、3色のボンボンで飾り付け。各色のランプ、フロントフェンダーにもボンボンが踊る。
右リアにもランプと拡声器、左リアもラッパや回転灯が華やかだ。
旧単車を動く様にメンテし直し、ブチ上げ仕様を組み立て走行するまでには、大変な労力と時間も要する。今後の予定を聞くと、「販売」…誰か受け継いで来春イベントで乗りませんか!?
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