José Manuel Vega Hernándezさん - メカトロニクス
メカトロニクス
パナメリカーナ大学(メキシコ)、
10代の頃にSpaceX社のシャトルが逆噴射しながら着陸するところを目にして以来、ロケットや宇宙に夢中になったJosé Manuelさん。その情熱を原動力に、パナメリカーナ大学のMisión Colibríプログラムに参加することを決めました。このプログラムは超小型衛星を打ち上げ、周回軌道上でデータを収集し、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の問題に取り組むことを目的としています。
人工衛星を打ち上げるには資金が必要でした。そこでJosé Manuelさんは、スポンサーを集め、世間の関心を高めるために、プログラムと同名の「Misión Colibrí」と名付けたiOSアプリの開発を始めました。
José ManuelさんはMacでXcodeやSwift、ARKitを使って、iPhoneやiPadでユーザーが超小型衛星の全体像を詳しく確認できるiOS体験を構築しています。さらに、拡張現実(AR)やリアルタイムのテレメトリ信号で、超小型衛星をパーツごとに「分解」して、内部の仕組みや収集されたデータを見ることもできます。
「SwiftとXcodeを使えば、驚くようなものを短時間で制作できます。どちらも本当にパワフルで直感的なツールです」とJosé Manuelさんは言います。彼がプログラミングを始めたのは高校生の頃でしたが、Develop in Swiftのリソースに出会い、認定を取得したのは、大学でiOS開発研究室に参加してからのことでした。
メキシコの航空宇宙探査に対するJosé Manuelさんの情熱は、これにとどまりません。地域のコミュニティをサポートするアプリをデザインし、若い世代の人たちに自分が得たものと同じようなインスピレーションを与えることに力を注いでいるのです。
「自分の足跡を残し、人々を助け、この世界を、そしてその先にある世界をより良い場所にすることを目指しています」