新聞協会賞は、日本新聞協会が年1回、優れた報道の担い手に贈る賞です。日本新聞協会が1957年に創設し、編集、技術、経営・業務の3分野で顕著な功績をあげた新聞人を顕彰しています。2020年度に新聞協会賞(旧編集部門)、新聞技術賞(旧技術部門)、新聞経営賞(旧経営・業務部門)の三つに再編されました。本社がこれまでに受賞したのは下記の通りです。

新聞協会賞

※旧新聞協会賞編集部門含む

2024年度  自民党派閥の裏金問題をめぐる一連のスクープと関連報道 
2022年度 国土交通省による基幹統計の不正をめぐる一連のスクープと関連報道
2021年度 LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道
2018年度 財務省による公文書の改ざんをめぐる一連のスクープ
2014年度 徳洲会から猪瀬直樹・前東京都知事への5000万円提供をめぐる一連のスクープと関連報道
2013年度 手抜き除染一連のスクープ
2012年度 長期連載企画「プロメテウスの罠」
2010年度 大阪地検特捜部の主任検事による押収資料改ざん事件の特報及び関連報道
2005年度 紀宮さま、婚約内定の特報/JR宝塚線脱線事故の発生から運転再開までの一連の写真報道
2002年度 連載「テロリストの軌跡アタを追う」とそれにかかわる一連の報道
1999年度 和歌山市のカレー毒物混入、詐欺事件でのスクープ
1998年度 素顔の中学生保健室から
1995年度 有権者はいま静岡定点調査
1993年度 「『金丸氏側に5億円』と供述/東京佐川急便の渡辺元社長」をはじめとする金丸信自民党副総裁(当時)らの政界捜査をめぐる一連のスクープ
1992年度 メディア欄の創設
1988年度 「天皇陛下のご病気、手術」のスクープ
1987年度 チェルノブイリ原発事故に関するソ連報告書のスクープ
1984年度 東京医科歯科大学教授選考汚職事件の一連の報道
1982年度 「談合」キャンペーン
1978年度 木村王国の崩壊
1977年度 コーチャン・単独会見記事
1968年度 エンタープライズ日本海入口に(報道写真)
1962年度 世界移動特派員としての業績
1960年度 世界の鼓動
1958年度 「神風タクシー」追放の企画記事
1957年度 親さがし運動

新聞技術賞

※旧新聞協会賞技術部門含む

2024年度 朝日・道新による統合編集システムの共同開発
2023年度 ブランケット復活装置の開発
2019年度 ネットワークインフラの再編~利便性向上と新技術導入への挑戦~
2018年度 ~読者と新聞社 リアルタイムでつなぐ~
編集部門向けデジタル指標分析ツール「Hotaru」の開発
2017年度 ローラ再生装置の開発 
2012年度 競争と協調の時代へ~カラープルーフの相互利用~
2006年度 ATOMシステム~セキュアでオープンなトータルシステムの構築~
2005年度 新聞用FMスクリーンの実用化
1992年度 CTP(直接製版)システム―基礎技術の研究確立と実用機の開発
1987年度 宛名オンラインシステム基礎システムの開発と実用化
1986年度 転写製版システム基礎技術の研究確立と実用機の開発
1981年度 新しい新聞編集・製作システム「NELSON」の開発
1960年度 日刊新聞の高速度オフセット印刷の成功
1957年度 模写電送方式による新通信機アーク・ファクスの完成、実用化

新聞経営賞

※旧経営・業務部門を含む

1959年度 ファクシミリ版による日刊新聞の発行