社会・産業のデジタル変革
最終更新日:2023年7月1日
独立行政法人情報処理推進機構
デジタル基盤センター
2020年7月にIPAが公開した「中小規模製造業の製造分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)のための事例調査報告書」の理解を深めていただくことを目的に、解説動画を公開しました。DXに取り組む中小規模製造業の皆様、またその支援者の皆様のご参考になる内容になっています。ぜひご覧ください。
本動画の対象者 |
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活用のメリット |
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中小製造業がなぜDXに取り組まなければいけないのか、実際にDXに取り組んでいる企業14社へのヒアリング結果から見えてきた課題や対応策、取り組みのポイントなどを事例と共に紹介します。また、現在作成中の具体的なDX推進策を検討する際に利用できるガイドブックについて概要を紹介します。
IPA 社会基盤センター 産業プラットフォーム部
今崎 耕太
日本の製造業がなぜDXを推進できていないか、そこにある「7つの壁」とは何か。製造業におけるDXやその課題について紐解くとともに、他国の製造業のDX事例から導き出される、我が国の製造業のとるべき戦略やリーダー(経営者)が考慮すべきポイントを示します。
名古屋大学 名誉教授
山本 修一郎 氏
日本の中小製造業にとっては労働生産性の向上が急務です。2030年の制御盤業界では、AI・IoT化と機能単位でのモジュール化が進み、顧客の価値がモノからコトへ移ることが予想されます。製造業のビジネスモデル変革、エンジニアリングの最新事例を紹介するとともに、中小制御盤メーカーのDXを推進するためのJEMAの取り組みについて紹介します。
一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)
スマートマニュファクチャリング特別委員会
制御盤2030WG
主査 松隈 隆志 氏
中小製造業における「IoTの導入と活用」のステップについて、プロセスを対象とした「製造全体最適」と、プロダクトを対象とした「製品価値向上」の2つの視点があります。それぞれの視点の事例を詳しく紹介するとともに、DXにつながる付加価値創出やビジネスモデル創出についてのポイントをお話しします。あわせて、ITコーディネータ協会で実施しているDX導入人材の育成についても紹介します。
株式会社アイ・コネクト
代表取締役 大久保 賢二 氏
創業117年、老舗の加工機製造業である碌々産業(従業員数:約180名)は、グローバルに営業を展開しています。世界で使われる加工機の状況をIoTで収集し、クラウド上のプラットフォームで「見える化・遠隔監視」する仕組み「AI Machine Dr.」。製造業である同社がどのように開発・展開してきたか、その経緯や効果を紹介します。
碌々産業株式会社
代表取締役社長 海藤 満 氏
愛知県で自動車向けプレス加工製品を供給するプレス加工メーカー、ウチダ製作所(従業員数:約20名)。昨今のさまざまな事情から、地場の金型メーカーだけではユーザーの需要を賄いきれなくなっていました。同社のDXは、IoT技術を用いて遠隔の金型メーカーとの協業を可能にし、自社だけでなく金型業界のものづくりのモデル変革をももたらそうとしています。
株式会社ウチダ製作所
代表取締役 森 光賢 氏
山形県で金型の設計・製造業を営むIBUKI(従業員数:約60名)は現在、工場のデジタル化の仕組みやノウハウをサービス展開しています。レガシーな金型製造の現場(工場内)のデジタル化に立ちふさがった壁を実際にどう乗り越えたか、また「データの5S」の取り組みについて、詳しく紹介します。
株式会社IBUKI 営業グループ
渡辺 芳照 氏
IPA デジタル基盤センター
2023年7月1日
2023年7月1日の組織改編に伴い、お問い合わせ先を更新