TEXT&PHOTOGRAPHS BY NORIHIKO MORITA
総武線沿線で最大級の街に生まれる大規模タワーレジデンス
「Life-styling × 経年優化」をブランドコンセプトに、多様なライフステージに応え、時とともに成長し続ける住まいを提供する三井不動産レジデンシャル。都市型マンションの「パークホームズ」、大規模マンションの「パークシティ」、高層タワーマンションの「パークタワー」をコアカテゴリーに日本全国で展開している。
「リーフシティ市川 ザ・タワー」は、三井不動産レジデンシャルが野村不動産、三菱地所レジデンスとともに開発を進め、2026年10月下旬の竣工を目指す大規模マンションだ。いや、マンションだけでなく、街そのものが新たに誕生するといった方がいいだろう。その開発される街が「リーフシティ市川」。約3.7haの敷地には、分譲マンション「リーフシティ市川 ザ・タワー」のほか、賃貸住宅やシニア住宅、商業施設に緑豊かな中央広場や運動場が集結する予定だ。JR総武線市川駅から徒歩約7分の場所に、新たな街が誕生する。
建設地からワンブロック離れた場所に開設されている「リーフシティ市川 ザ・タワー」のモデルルームでは巨大な1/50サイズの模型が展示され、マンションそのものの大きさと開発エリアの広さを実感できる。
開放感と余裕の収納スペースを備えた3LDK
モデルルームで再現されているのは、78.22㎡のS78K2タイプと93.11㎡のSE93Aタイプ(2LDK)。まずは3LDKのS78K2タイプから見学をスタートする。
約12.0畳のリビング・ダイニングでは、リビングに隣接する洋室を隔てるウォールドアを開放することで、広々とした印象に。ウォールドアを活用すれば、個室として利用できる可変性も備えているため、子どもの成長や仕事環境の変化に合わせて柔軟な対応が可能だ。
居住空間に広がりを感じる一方で、収納スペースが豊富なのも「リーフシティ市川 ザ・タワー」の特徴。ウォークインクローゼットにシューズインクローゼット、納戸などを確保しているうえ、キッチンに「ウォークインパントリー」を備えている。
キッチンのシンク下収納や吊戸棚のほかにパントリーがあるのはこのうえないメリットといえる。キッチン家電や調理道具の収納だけでなく、食材などを豊富に収納することは、防災の観点であるローリングストック(常に一定量の備蓄を保つ災害用備蓄の考え方)を実践することにもつながる。暮らしやすさと安全・安心を考慮した住まいが提案されているようだ。
4LDKを2LDKにした広々空間。角住戸ならではのコーナーサッシも魅力!
SE93Aタイプは、4LDKのベーシックプランを設計変更で2LDKにした間取り。大きな特徴は、南西向きとなる江戸川に面した希少な角住戸のため、28・29階のプレミアムプラン(32戸)に準じる特別なプランであること。それを印象付けるのは、角住戸ならではのコーナーサッシだ。通常であれば駆体となる柱があるコーナー部分をサッシとすることで、見晴らす範囲が広がることが最大の魅力。L字型に配された窓ガラスが、これ以上ない採光と開放感を与えてくれる。
なお、角住戸であるSE93Aタイプは、高層階(28・29階)のハイグレード住戸、プレミアムプランと同様の設備・仕様をオプションとして採用可能なのが特徴だ。エアコンは天井埋め込みのカセット式に、洗面室やトイレの床はタイルを採用して上質な設えに、キッチンも人造フィオレストーンの天板などグレードアップして特別感を演出できる。江戸川に面した角住戸という限られた住まいならではのオプションといえるだろう。
多彩な共用スペースと信頼の免震構造で安心の暮らしを実現
29階建、全674戸の「リーフシティ市川 ザ・タワー」は、大規模レジデンスならではの多様な共用スペースも魅力だ。そのなかでも特徴的なのが27階の「スカイラウンジ」。富士山に東京スカイツリーを望むその風景には、夏の花火(市川市民納涼花火大会)も含まれる。さらにホテルのラウンジを思わせる「エントランスラウンジ」と子どもたちが自由に遊べる「キッズスペース」、個室とオープンスペースでリモートワークや学習に利用できる「ワーキングラウンジ」、家族や友人が宿泊可能な「ゲストルーム」が揃うという。
キッズスペースやワーキングラウンジは、数多く移り住むであろうファミリー層にはとくにうれしい空間だ。ファミリー向けという意味では、1階に入居する保育施設も注目に値する。住まいのすぐそばに子どもの預け先があるのは、何事にも代えがたい安心感だ。ほかに布団やスニーカーを洗濯できるランドリースペースやさまざまな要望に応えるコンシェルジュデスクも設置されるという。住まう人のライフスタイルに応える便利な機能が備わっているのが、「リーフシティ市川 ザ・タワー」最大の魅力といえるだろう。
そのほか、タワーレジデンスならではの免震構造にも注目したい。基礎部と建物の間には、3種類の免震ゴムを設置するとともに免震ダンパー(免震装置)を採用。地震エネルギーを吸収し、建物の揺れを低減する。さらに防災備蓄倉庫も各階に用意され、救命用具を始めカセットガス発電機や非常用マンホールトイレを常備するほか、非常用発電機も設置している。
さらに環境の観点からは「カーボンオフセット都市ガス」を供給予定(竣工当初5年間)。 カーボンオフセット都市ガスとは温室効果ガスをカーボンクレジットで相殺することにより、地球規模での温室効果ガス削減に貢献する都市ガスを指す。ほかにも断熱性能を高め、高効率な設備を導入することで、年間の一次エネルギー消費量を20%以上削減することを目指したマンション「ZEH M Oriented」の取得や、実質再生可能エネルギー100%の一括受電システムを採用するなど、環境意識の高い住まいとなる予定だ。
購入価格を抑え、好立地で上質な住まいを可能とする「定期借地権物件」
もうひとつ、「リーフシティ市川 ザ・タワー」の魅力となるが、「定期借地権物件」であることだ。定期借地権とは「土地を期限付きで『利用』して建物を所有する仕組み」のこと。つまりは土地を所有しないということだ。それは期限を迎えれば、返却することを意味する。しかし、「リーフシティ市川 ザ・タワー」の借地期限は約70年の長期設定。人生100年時代を迎えても安心して暮らせるだけの年数が設定されている。
もちろん借地期限内に売却することも賃貸することも可能だ。メリットは土地を所有しない分、購入価格を抑えられることと、土地にかかる固定資産税の負担がないこと。そして、70年後の老朽化した建物をどうするか、といった心配を遺された家族に託さないで済むことだ。現在、2025年の時点で老朽マンションや空き家の問題が社会的な課題となっていることを考えれば、建替え不要の定期借地権付マンションは非常に合理的な住まいといえるのではないだろうか。
「リーフシティ市川 ザ・タワー」のモデルルームを見学する際は、新たな街に生まれる最新の住まいであることはもちろん、住まいの将来についても思いを馳せながら理想のライフスタイルを考えてみてはいかがだろう。そこにはこれまでの常識を覆す、新たな発見があるかもしれない。
リーフシティ市川 ザ・タワー
所在地:千葉県市川市市川南2丁目89番1他(地番)
交通:JR総武本線「市川」駅 徒歩7分
総戸数:674戸(ほかに保育施設1区画)
竣工予定:2026年10月(予定)
予定販売価格帯:3,800万円台(42.70㎡)~19,000万円台(129.69㎡)※100万円単位
公式サイトはこちら
※モデルルームは標準プランにオプションなどの有償プランを採用している場合があります。
※家具や調度品、造作家具などは販売価格に含まれません。
※掲載の情報は、取材・撮影を行った2024年11月時点のものとなります。
▼あわせて読みたいおすすめ記事