スマホのアプリは画面に表示されていないバックグラウンドでも通信を行っています。バックグラウンド通信がオンになっていると、バッテリーが消耗し、モバイルデータ通信時に月間通信データ容量を消費する可能性があるので注意が必要です。
この記事では、バックグラウンド通信の仕組みやメリット、デメリット、オフにするやり方をiPhoneとAndroidにわけて解説します。
スマホにおけるバックグラウンドとは、ユーザーから見えていない範囲のことです。例えば、アプリを2つ同時に起動している場合、1つのアプリは画面に表示されていますが、もう1つは見えない範囲で起動しています。
ユーザーから見えている範囲のことをフォアグラウンド、見えていない範囲をバックグラウンドと呼び、バックグラウンドで行っている通信がバックグラウンド通信です。
バックグラウンド通信には次のような例があります。
画面上で操作していない状態でも、アプリは情報取得や更新のために通信を行います。そのため、状況によってはモバイル回線の月間通信データ容量を消費する可能性があるので注意しましょう。
バックグラウンド通信をオンにするメリットは以下の通りです。
SNSやゲームアプリを起動していなくても、バックグラウンド通信をオンにしていると通知や、ゲームの進行などの情報がスマホに表示されます。
例えば、バックグラウンドをオンにしているとSNSでフォローしている方のツイートや、DM(ダイレクトメッセージ)が届いた時などの通知が画面上に表示されるので、重要な内容にすぐに対応できます。
アプリをフォアグラウンドで使用していなくても、通知や最新の状態が分かるので便利な機能になります。
アプリやスマホにもよりますが、バックグラウンド通信をオンにしていると、サーバーにデータを自動的に保存している場合があります。
スマホが故障しても、サーバーに保存されているデータと同期すれば復旧する可能性があるので、バックグラウンド通信をオンにしておくと、万が一の事態にも備えられて安心です。
バックグラウンド通信をオンにするデメリットは以下の通りです。
バックグラウンド通信をオンにしていると、アプリがサーバーと通信を行います。
バックグラウンド通信時にモバイルデータ通信を利用していると、知らないうちに月額データ容量を消費する可能性があるので注意しましょう。
バックグラウンド通信が行われると、スマホのバッテリーを消費します。スマホのバッテリーを長持ちさせる方法の1つに、バックグラウンド通信をオフにする方法があるので、バッテリーを長持ちさせたい方は試してみましょう。オフにする方法は後述します。
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バックグラウンドで起動しているアプリの確認方法について、iPhone、Androidに分けて紹介します。
バックグラウンドで起動しているアプリをiPhoneで確認する方法は以下の通りです。
画面の下部から上にスワイプする
中央で指を止める
Appスイッチャーが表示される
ホームボタンをダブルクリックする
Appスイッチャーが表示される
iPhoneの場合、Appスイッチャーを開くとバックグラウンドで起動しているアプリが表示されます。アプリを切り替えたい場合はAppスイッチャーを開き、左右にスワイプして使用したいアプリをタップしましょう。
なお、スワイプとはスマホの画面に指で触れながら、上下左右に滑らすように移動させる操作方法です。
バックグラウンドで起動しているアプリをAndroidで確認する方法は以下の通りです。なお、Androidは機種やOSのバージョンによって操作方法が異なります。
下から上にスワイプする
長押ししてから放す
画面下部から中央に向かって上にスワイプする
[最近]ボタンをタップする
Android 10以降のスマホではジェスチャーナビゲーションが行えます。
従来のAndroidは画面下部に三角や丸、四角などのボタンがありましたが、ジェスチャーナビゲーションに対応したスマホでは画面のスワイプ操作でアプリの切り替えやホーム画面の表示が可能なので、ボタンが排除されている傾向が高いです。
Androidで三角や丸、四角などのボタンがない場合は、画面下から上に向かってスワイプを行ってみましょう。
なお、バックグラウンドで起動しているアプリを切り替えたい場合は、上記の手順で起動しているアプリを表示し、左右にスワイプして切り替えたいアプリのサムネイルをタップします。
バックグラウンド通信をオフにする場合、通信しているアプリを個別に止める方法が一般的です。バックグラウンド通信をオフにする方法をiPhoneとAndroidに分けて紹介します。
iPhoneでバックグラウンド通信を停止する方法は以下の通りです。
「設定」をタップする
「一般」をタップする
「Appのバックグラウンド更新」をタップする
バックグラウンド通信を停止したいアプリのオンオフを切り替える
バックグラウンド更新をオフにすれば、使用していないアプリがバックグラウンド通信を行うことを停止できます。
なお、Appのバックグラウンド更新画面にある「Appのバックグラウンド更新」をオフにすると、画面に表示されているアプリのバックグラウンド通信を一括でオフに切り替えることが可能です。
Androidでのバックグラウンド通信を停止する方法は以下の通りです。なお、Androidは機種やメーカーによって手順が異なります。次の手順はGalaxy S22で行う場合です。
「設定」をタップする
「アプリ」をタップする
バックグラウンド通信をオフにしたいアプリを選択する
「バックグラウンドデータの使用を許可」をオフにする
設定方法は機種によって異なるので、メーカーの公式サイトや取扱説明書で確認しましょう。
バックグラウンド通信は、画面に表示されていないアプリの更新や通知を自動的に送受信する機能です。バックグラウンド通信をオンにしていると、モバイルデータ通信時に月間通信データ容量を消費する可能性があります。
月間通信データ容量を消費すると、契約している通信会社にもよりますが速度制限が発生して通信速度が低下する恐れがあるので、場合によってはバックグラウンド通信をオフにすることを検討してみましょう。
一方で、バックグラウンド通信をオフにしていると、アプリに届いた通知やメッセージを見逃すかもしれません。バックグラウンド通信でのデータ消費量が気になるなら、UQモバイルがおススメです。
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